マンションやアパートといった集合住宅には、いろいろな名前が付いていますよね。
例えば、昭和の時代からよく使われている『コーポ』。これは“団体の、共同の”という意味の英語『コーポレート(corporate)』と『ハウス』の造語『コーポラス』の略で、『集合住宅』、特に『鉄筋のアパート』という意味です。
例えば、昭和の時代からよく使われている『コーポ』。これは“団体の、共同の”という意味の英語『コーポレート(corporate)』と『ハウス』の造語『コーポラス』の略で、『集合住宅』、特に『鉄筋のアパート』という意味です。
他にも“共同の”という意味の『コーポラティブ(cooperative)』と『ハウス』の造語『コーポラティブハウス』の略という説もあります。『コーポラティブハウス』とは“そこに住まれる予定の方々が、組合を作って建てる集合住宅”という意味です。
『ハイツ』。英語で“丘、高台”の意味です。
『メゾン』。“メゾン・ド・〇〇”といったように使われます。『メゾン』とはフランス語で“家”という意味です。この『メゾン』と同じように“家”という意味の言葉でよく名前に使われるのが、ドイツ語の『ハイム』やスペイン語の『カーサ』などです。
名称 | 言語 | 意味 |
---|---|---|
ハイツ | 英語 | 高台(heights) |
コーポ | 英語 | 共同住宅(cooperative houseの略) |
メゾン | 仏語 | 家(maison) |
ヴィラ | 仏語 | 別荘(villa) |
ハイム | 独語 | 家・住まい(heim) |
カーサ | 伊語 | 家・住宅(casa) |
レジデンス | 英語 | 大きな邸宅・官邸(residence) |
シャトー | 仏語 | 貴族が住むカントリーハウス(chateau) |
全て英語かと思いきや、色々な国の言葉が使用されています。
こういった家に関連する言葉を使うことで、居住用建物をアピールしながら、英語を取り入れたオシャレな名称で他の建物と差別化する。
種類が多いのは、こんな理由もありそうですね。