ちょっとまとめてみました。
■W造(Wood)=木造
主な構造部分に木材を用いてつくられた物件ということです。
日本の気候や風土にマッチしているといわれています。
<メリット>
・木は、室内の空気が乾燥する冬、蓄えられていた水分を空気中に放出し湿度を保つ効果があり、通気性にも優れているため、四季があり湿潤な日本の気候風土にマッチしています。
<デメリット>
・遮音性が低い。
・冷暖房が効きにくい。
・耐火性が低い。
■S造(Steel)=鉄骨造
柱や梁など骨組に鉄骨を使用した構造のことです。木造の柱がそのまま鉄になったものをイメージするとわかりやすいと思います。
■RC造(Reinforced Concrete)=鉄筋コンクリート造
“Reinforced Concrete”を直訳すると「補強されたコンクリート」です。主に柱や梁、床・壁が鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたものです。
<メリット>
・耐火性が高い。
・耐久性が高い。
・遮音能力が高い。
<デメリット>
・建築コストだけでなく解体費用も高めなので、W造やS造に比べ一般的に家賃が高い。
・後述するSRC造に比べるとやや揺れに弱い。
■SRC造(Steel Reinforced Concrete)=鉄筋鉄骨コンクリート造
鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートを打ち込んで施工した物件のことです。
<メリット>
・あらゆる構造の中で最も耐震性、耐火性に優れているといえます。
<デメリット>
・物件構造の中でもっとも家賃が高くなります。
■RS造(Reinforced Steel)=混合構造
建物の下位部分にある柱や壁、床、天井などをRC造でつくり、上部をS造など下位部分とは異なる構造で構成する建物構造です。
上層階と下層階で遮音性に違いが出ることがあります。
■WRC造(Wall Reinforced Concrete)=壁式鉄筋コンクリート構造
柱と梁を使わず、床や天井の面だけで建物を支える構造です。
柱や梁が室内に出ないので、結果的に室内を広々使えるメリットがあり、壁の強度が高いので遮音性も高いです。
構造 | コスパ | 物件数 | 遮音性 | 耐震性 | 耐火性 |
---|---|---|---|---|---|
木造 | ◎ | △ | × | × | × |
S造 | ○ | △ | △ | △ | × |
RC造 | △ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
SRC造 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
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