田中産業社員のNと申します。
マイブームは近隣温泉開拓(最近行き過ぎて、真冬になる前に飽きる可能性も)。
気に入ったのが、私の住む長居のハイツアザミ長居より南に2.5キロほど、自転車で10分ちょっとのところにある、ふれ愛温泉矢田。
まあまあ広くて料金も安い。露天風呂もゆったり。
ユニークなのがずっと演歌とムード歌謡をかけているのです。ジャズ喫茶とか名曲喫茶というのは聞いたことあるけど演歌喫茶ってあまり聞いたことないですね。
とはいってもハダカで番台に
「マスター、キースのケルンコンサートのA面かけて」
みたいなリクエストができるわけでなく、マスターもとい店長の好みの歌ばかりを聴くのみですが。普段演歌やムード歌謡をお金を聴く機会がほとんどないので、たまに聴くといいものです。
なかでも気にったのが石原裕次郎の恋の街札幌。
かつて石原裕次郎は自身の歌について聞かれた時、
「俺の持ち歌は千曲あるんだ。でもなんにもおぼえてない。そりゃそうだろう、1回のレコーディングで4曲吹き込むんだぜ。しかもその後歌わないんだ。覚えてられるかよ?ブランデーグラスくらいかな」
と回想していました。
当然この恋の街札幌も覚えていなかったでしょう。でも裕次郎がこの曲を聴きなおしたら
「なんだいい曲じゃねえか。これ俺が歌ったの?」
と感心したと思います。
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