今回はドリンク飲料の自動販売機についてのお話です。
駐車場の端や自社ビルの中のエントランス、マンションの車の止められない三角土地など、空いているスペースというのも結構あるものです。
■自動販売機の収入
自動販売機の収入には2つあります。
ひとつは設置したときにもらえる一時金。
立地にもよりますが、駅から近いとか、人通りが多い場所など、売り上げが見込めそうな場所の場合、良い条件を出してもらえます。
もうひとつは、継続的にもらえる販売手数料。
1本あたりの販売収益10~25%くらいが一般的なようです。こちらも立地などによって条件が異なるようです。
あまり売上が上がらず、売上よりも電気代の方が高かった、とういうことであれば意味がありませんが、昔の自動販売機比べ、最近のものは安くなっています。
■自動販売機の設置の依頼先
自動販売機を設置する業者は、主に2種類です。
・ | 飲料メーカー コカ・コーラ、サントリー、伊藤園などがそれにあたります。 商品の配送・補充、売上金の回収、機械の清掃・メンテナンスなどを、飲料メーカーが行います。 自社の商品のため、仕入れ値が安く、販売手数料が高いことが多いです。 |
・ | 専業オペレーター 自動販売機の管理、運営を行うことに特化した企業で、多くの飲料メーカーから中身を仕入れ、商品の売り上げに対して手数料を支払ってくれます。代表的な企業でいえば、ジャパンビバレッジなどがこの専業オペレーターです。 |
その他にオペレーターの部分をオーナー自ら行うオーナーオペレーターという方法もあります。オーナー自身で自販機購入、商品仕入、自販機への補充、現金回収等の運営が必要になるため、運営のノウハウが必要になります。
■収入以外のメリット
近くにスーパーやコンビニがないマンションに設置して、入居者の方から感謝されることもあります。また、自動販売機の照明のおかげで、「夜道が明るくなってよかった」なんて声もあります。
設置するオーナーが負担するのは、 設置場所の提供と電気代だけですので、まずは検討してみませんか?
当社では、収益に関わらず、入居者の利便性と物件の付加価値として、いくつかの物件に自動販売機を設置しています。
☎06-6696-6207